プロフィール

  • 阿部海太郎 Umitaro ABE

    作曲家
    • Photo: Takashi Homma

    1978年生まれ。
幼い頃よりピアノ、ヴァイオリン、太鼓などの楽器に親しみ、独学で作曲を行うようになる。東京藝術大学と同大学院、パリ第八大学第三課程にて音楽学を専攻。クラシック音楽など伝統的な器楽の様式に着目しながら楽器の今日的な表現を追求する。楽曲のみならず、コンサートの企画やアルバム制作など、すぐれた美的感覚と知性から生まれる音楽表現が多方面で評価され、舞台、テレビ番組、映画、様々なクリエイターとの作品制作など幅広い分野で作曲活動を行う。

    音楽を手掛けた主な仕事に、蜷川幸雄演出のシェイクスピア作品や『海辺のカフカ』、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック演出『100万回生きたねこ』、小野寺修二演出『竹取』、長塚圭史演出『イーハトーボの劇列車』、森山開次演出・振付『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』、NHK『日曜美術館』テーマ曲、連続テレビ小説『らんまん』など。 これまでに7枚のアルバムを発表している。2019年には楽譜集『阿部海太郎ピアノ撰集 —ピアノは静かに、水平線を見つめている』がシンコーミュージックより刊行された。